Vol.3 卒業制作

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今日は卒業制作のことについて書きます。

一番初めの頃に考えていた企画から大幅に変更になり、

最終的に「人間関係」という名のコンセプトデザインの提案に落ち着きました。
割愛しますがすごい変遷でした(笑)

日常の人間関係や人のつながりに焦点を当て、それをどこまで表現できるかに挑戦するという企画です。
広告や商品化などクライアントを用いたものでなく、デザインの実験的なものとしてコンセプトデザインの提案という形です。


コンセプトは「デザイン=コミュニケーション=人間関係」。
コンセプトポスターのコピーにもあるように、使うことで「安堵感が生まれる」ツールを制作しました。
ツールはポスターを含む9種類です。

 


説明は最低限に省いて、あえて詳しくは言わず(「人間関係の使い方」という冊子にコピーなどで若干説明はしてあります)、見た人に「おもしろそう」と思わせていかにひきこむかを狙いました。

 

コンセプトポスター
コンセプトポスター
ツール
ツール

 

 

 

-introduction-


悲しみに泣いたり、喜びに笑ったり、ときに冷静になったり、ときに情熱的になったり。

人間はいろいろな側面を持っています。
誰もがその面を使い分けながら、ひととつながっていきます。
あなたが接する ひと たちの姿はほんの一面に過ぎず、普段はいけ好かないあのひとももしかしたら、角度を変えたら違う人間性が見えるのかもしれません。

あなたの気持ち次第で、意外と素直にコミュニケーションできちゃったり。
そんな楽しみを期待しながら、「人間関係」、使ってみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は誰でも自分の領域=パーソナルスペースってもんを持ってるんです。
うわべでは仲良しでも、カラダはショージキなものですよ。
でもこれらを上手く利用すればあなたも人間関係上手。
だからっていくら相手の事が好きでも、近づきすぎると口臭やら体臭やらがニオイますのでご用心。

 

心理学の「対人距離」をビジュアル化。
一方がゼロの距離の位置に立ってもう一方の人が動いていくことで、目に見えない対人距離を測ることができます。

 

 

 

 

日本人特有の「本音と建前」。英語でも「HONNNE AND TATEMAE」。
世を渡るには当たり前の切り替えなのかもしれません。
羅列されている言葉はあくまでイメージですので、このような建前を聞いたからといって、本音を無理に探らないようご注意ください。


フロントに建前の言葉、バックに、対応した本音の言葉を羅列したTシャツ。

 

 

 

 

毎日早起きしてお弁当を作ってくれるお母さん(お父さん)。
いつしかそれが当たり前になって、感謝の心、忘れていませんか?
でも、いざ面と向かって口に出して言うのは照れるし・・・
そんなハニカミ思春期な学生達の間で大活躍!

箸袋にメッセージがプリントされています。
お母さん(お父さん)は作ったお弁当にこの箸を忍ばせ、
子供は食べ終わった後にちぎって弁当箱に入れることで親子間のコミュニケーションが図れるというもの。

 


初々しいプロポーズの言葉も、今や頭のすみっこに追いやられていませんか?
もしかしたら結婚は、結構リスクのでかいギャンブルかもしれません。
それならいっそいけるとこまで二人でギャンブラー!
運を天に任せて、二人の愛を再確認です。

マンネリ化(笑)してきた夫婦に向けてのツール。
夫用(ブルー)と妻用(ピンク)の2個セット。指令が各面にプリントされています。

 

 

 

 

一日で関わった人の数を数えた事ってありますか?
友達、恋人、家族、先輩、後輩、店員さん。
改めて見るとかなりの数になります。
一日の最後に、皆さんにお礼しながら眠っていけたら幸せな気持ちですね。

 

家族・恋人・友人・仕事仲間それぞれ一日で関わった人たちへ、一日の終わりに改めて感謝の意を表すための日記。

 

 

 

 

 

外国には「XYZ = eXamine Your Zipper」(あなたのジッパーを調査せよ)

なんて便利な隠語があるんですけど、日本にはそんな気の利いた言葉がないんですよね。
そんなときにこの付箋を職場・教室にひとつ置いておけば、あなたが恥ずかしいことをやらかしていても、誰かがそっとおしらせしてくれることでしょう。

「鼻毛が出てる」・「ズボンのジッパーが開いてる」・「歯に何かついてる」。
日常で伝えづらいことをそっと名前を伏せておしらせできる付箋。

 

 

 

 

収入や裕福に笑ったり、出費や貧乏に泣いたり、

お金ほど人の心を動かすものはないかもしれません。

金の切れ目が縁の切れ目というように、お金は人のつながりも動かします。
毎日のお金のやりくりも楽しむ事ができれば、金の亡者にならなくて済む・・・かも?

 

一日の収入・支出を管理。
ちょっとおしゃれな家計簿みたいなものです。

 

 

 

 

AKAIITO
AKAIITO
OKURIMONO/HIGANBANA
OKURIMONO/HIGANBANA

 

手紙を書く、折り紙を折る、素直に気持ちを伝える。
近頃のデジタルな世の中では、昔ながらの日本人のココロ、忘れがちですね。
いざ、大切なあのヒトへ向け気持ちを書いて・折りこんで・風に乗せて。

表面に絵柄、裏面に便箋がプリントされていて、用途に応じて絵柄が3種類。
「AKAIITO」…大切な人へ
「OKURIMONO」…お世話になった人へ
「HIGANBANA」…天国にいる人へ

 

 

 

 

 

公園はいろいろな遊具があったり、いろいろな人とも出会えたり、子供でも大人でも楽しめます。
でも見方を変えたら、遊具の持つ意味も違ってくるかも?
何にせよ、ケガをしないように楽しく遊びたいものですね。

 

公園の遊具を人生に例えた少し変わった絵本。

 

 

 

 

 

 

以上の作品「人間関係」が、北海道芸術デザイン専門学校第44回卒業制作最優秀賞を受賞しました。

本当に有難い…本当にびっくりしたし本当に嬉しかったです。